ウイちゃんがみえるもの
- 作者: 衿沢世衣子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/08/20
- メディア: コミック
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「ドイツ語でいうとダンケシェーンだな」
「ダンケ?」
「そうダンケ」
「ダンケ!」
人見知りな小学生ウイちゃんが、そこここで出会う不思議なクリーチャーとの交流を描くエブリデイ・マジック・ファンタジー。
もうちょっと読みたいと思うものの一冊で終わっちゃうのが切ないですね、毎度毎度。
ラベル貼之助の支配能力が圧倒的過ぎると思いました。
バリさんには気をつけたいもんですね♪
3連休
9月くらいだと割と余裕があります。
ストレス解消のためちょこっと散財フェイズ。
ベスト・キッド
http://www.bestkid.jp/
予告を見た段階でシリーズファンが思うのは「原題は"The Karate Kid"なのに、なんでカンフーなんだよ」という点だと思います。僕もそうでした。
見終わっての感想は「ベスト・キッドの魂が解ってる良リメイク」です。メインキャストが高校生くらいだったら完璧だったけど、まあ少年誌向けアレンジみたいなもんだと好意的に解釈。
ベスト・キッドって「いじめられっ子が達人に遭遇→修行→いじめっ子を見返す→ハッピーエンド」という非常に分かりやすいプロットなので、シナリオには感想では触れません(笑) 1作目の展開中心*1に続くのが懐かしい感じです。
まあ、そもそも「どこからどう見ても外国にしか見えない"オキナワ"」とか「空手の奥義はでんでん太鼓」とか「禅ボーリングにはガターはない」とか素敵展開に慣れたシリーズのファンにとっては「カンフーなのに空手」なんてむしろベスト・キッドらしいと納得する部分だったのかもしれぬ。
http://www.tv-tokyo.co.jp/telecine/oa_afr_load/
ちなみに8/2〜8/4にかけてテレビ東京の午後のロードショーで、ベスト・キッド1〜4まで放送してくれるそうで。さすが分かってるぜテレビ東京。こりゃもう見るしか。各作品を簡単に紹介するならば…
・1、3 シリーズのメイン展開。今作の元ネタ。
・2 オキナワを舞台にした番外編。日本人が見ると特に驚く。
・4 (ノ∀`) アチャー
*1:というか、割とそのまま
戦塵外史 5 戦士の法
- 作者: 花田一三六,廣岡政樹
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2010/06/15
- メディア: 文庫
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一般読者へ供するという性質上、古語を現代語へ訳すときは、厳密さより意味の判りやすさを優先した。
架空世界の歴史書の現代語訳という体を為す戦塵外史シリーズの新刊。
何気なく作者のWebサイトのぞいたら、本当に復刊じゃない新刊が発売してて慌てて書店に走りました。
このシリーズ、高校生の頃友達の家に転がっていた「ザ・スニーカー」誌で読んでたなあ。もうその友達、二児の父だよ…こんど帰省したら新刊が出たと教えてやろう。シリーズとは言ったものの各巻の共通点は、同じ架空世界を舞台にしているというくらいなので、それが新刊がなかなか出なくても長く待てる秘訣な気もします。そもそも復刊して初めてシリーズタイトル付いたしなー。
執筆予定は後一冊とのこと。もう一冊で終わりかと嘆くのではなく、少なくとももう一冊読める事を喜ぼうと思います。出るまでまた時間かかるだろうし。
オールラウンダー廻 3
- 作者: 遠藤浩輝
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/02/23
- メディア: コミック
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「明日の関東選手権 自信もって行け」
「……ナベさん……俺 補欠登録です……」
修斗する青春第三巻。
kamipro No.148に作者インタビューが掲載されているのを見て3巻発売してるのを気付くサムシング。連載中はハシラの煽りで毎回主人公の扱いの小ささを突っ込まれていた辺りです。盛り上がってきた(笑)
上記インタビュー中にて、遠藤浩輝さん曰くやはり盛り上げるには「男の子が強くなる」のと「女の子が恋愛する」とか語ってますが、この作者がこんなこと言うと…
・「男の子が強くなる」⇒「汚い手段に手を染めて、無感情に人を殺せるようになる」
・「女の子が恋愛する」⇒「恋愛するけど殺される」
…とか想像しがちです。大丈夫だよな修斗する青春。
「格闘技を通して人が幸せになる物語を描きたい」とも仰っていましたが、TV版エヴァンゲリオン最終回みたいな展開で「ハイ、幸せ!」とか言われそうなのも怖い。