ハローサマー、グッドバイ

ハローサマー、グッドバイ (河出文庫)

ハローサマー、グッドバイ (河出文庫)

「だいじなのは、お話の裏にこめられた意味なんだよ、ドローヴ少年。お話ってのはある目的があって語られるもので、その語られかたにもやっぱり目的がある。お話がほんとかそうでないかなんてのは、どうでもいいことなんだ。それを忘れるなよ」

 ああ、夏が過ぎ去ってゆく…。
 本の帯で「SF恋愛小説の最高峰」とか謳ってますが、あまりに面白すぎて驚いたよチクショー。若い頃に、こんなSF読んでたら危険だったやも知れぬ…沢山売れたら続編「I Remember Pallahaxi」が刊行する可能性が…とのあとがきを信じ購入を猛烈に推奨。