俺たち文化系プロレス DDT
- 作者: 高木三四郎
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2008/04/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「リアル」「ファンタジー」「強さ」「笑い」「感動」など、
プロレスを構成している要素はさまざまだが、
俺が特に重視しているのが、「ファジィ」なんだ。
テレビ番組研究会→イベントサークル→イベント屋→プロレスラー
という経歴をもつプロレス団体DDTの社長・高木三四郎の自伝。
さすが経歴が異色なら視点も異色。なるほど文科系。
プロレスラーの自伝というと、大抵大一番の試合とそれにまつわるリング内外のエピソードが多くなる気がするんですが、
徹頭徹尾“いかにこういうイベントに至ったか”という視点で書かれている気がします。