俺たち文化系プロレス DDT

俺たち文化系プロレス DDT

俺たち文化系プロレス DDT

「リアル」「ファンタジー」「強さ」「笑い」「感動」など、
プロレスを構成している要素はさまざまだが、
俺が特に重視しているのが、「ファジィ」なんだ。

テレビ番組研究会→イベントサークル→イベント屋→プロレスラー
という経歴をもつプロレス団体DDTの社長・高木三四郎の自伝。
さすが経歴が異色なら視点も異色。なるほど文科系。
プロレスラーの自伝というと、大抵大一番の試合とそれにまつわるリング内外のエピソードが多くなる気がするんですが、
徹頭徹尾“いかにこういうイベントに至ったか”という視点で書かれている気がします。