みんなのプロレス

 プロレスが大好きな人は、みんなプロレスラーである。プロレスといっしょに長い時間を過ごしていると、身のまわりで起こるありとあらゆるできごとが、"プロレス"になってくる。

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みんなのプロレス

 週刊プロレスの素敵連載「ボーイズはボーイズ」の久しぶりの単行本。読んでいるとカタカナ英語交じりの文章を書きたくなってくるサムシング。WARやIWAジャパン、ECWにスネークピット・ジャパンとプロレス史的には、ややメジャーから逸れたところに興味が湧いてくる一冊です。前作、前々作の「テイキング・バンプ」「ボーイズはボーイズ」と共通する登場人物がわんさか出てくるので、10年ぶりの彼らの近況を追えるのが素敵な感じ。
 各コラムのタイトルで引ける目次が無いのはソー・バッドSo Bad。フミ・サイトーさんのコラムを読んでいると、プロレスって面白いなあと再確認できます*1

*1:あと、ECファッキンWの試合が見たくなります