シュレディンガーのチョコパフェ

「もし水たまり踏んづけて、ほんとに消えちまったらどうするんだ?」
彼女は笑って、手をひらひらさせた。
「遊園地のコーヒーカップのとこで待ってるよ」

シュレディンガーのチョコパフェ (ハヤカワ文庫JA)

シュレディンガーのチョコパフェ (ハヤカワ文庫JA)

それこそずっと昔から山本弘さんの作品は読んだことがあった気がしますが、
SF作品を読んだのはこれが初めてだったり。なんというか"愛"に満ち溢れた短編集。
異種族間文化交流への情熱はSFから来てたのか…まあ、そうか。
特に表題作「シュレディンガーのチョコパフェ」が素敵で、二度三度読み返してます。