週刊石川雅之
自分にはない モノを持ってる 友達ができた
もらった花が とてもきれい
ただそれだけで 何か 変わったような 気がする
石川雅之・著。イブニングKC。
このギャグとシリアスの合間で、どんなオチが飛んでくるか
ちっとも想像つかないのが石川雅之さんの魅力なんだろうか。
石川雅之の短編集です。以下、ちょっとだけ雑感。
・仮面で踊ろう
帰宅の遅い夫の帰りを待つ妻と子と母。
ふとしたきっかけで夫の荷物から出てきた“アイマスク”に
三者三様の妄想は展開し、やがて夫が帰宅し…
ハッピーエンドに感激しました。
・ただそれだけで
28歳独身・山崎敦子のある一日。
短い文節の言葉が、心地よく僕の中に響いてくる一本。
このお話を読めたので、今日はとてもいい日だ。
・WILD BOYS BLUES
ヒーローの、その後っていつも切なくてカッコいいんだ。