モーターサイクル・ダイアリーズ
「人生は苦痛よ。」
「そう。辛いんだ。
生きるために闘い続けなくちゃならないからね」
ロードムービーっぽい宣伝ポスターに魅かれ、ずっと見ようと思っていた一作。
その実、内容は南米大陸縦断自分探しの旅でした。わーわー。
やっぱりゲバラさんは自分探しもスケールがでかいや。
このなんというか、特にメインストーリーがあるわけでもなく、
行く先々で散漫に物語が展開していく様が実にそれっぽいと感じました。
途中バイクが壊れ、自分の足で歩くようになった瞬間から旅の様相は一変。
バイクでずっと駆け抜けていたらロードムービーになったんだろうけど*1。
移動速度が遅ければ距離単位毎の情報量が増えるのは自明の理。
歩き始めた瞬間から、主人公は様々な事に気付き始めてしまいます。
そうしてたどり着く"自分探しの旅"の答え。
これはやっぱり万国共通みたいです。妙に親近感が湧くなあ。
自分探しの旅の醍醐味がココに。俺も探しに行きたいなあ。