ハチミツとクローバー

…だから、下宿っていうのは、母の胎内なんですよね。
その中にいる間は、モラトリアムでいられる。
人間が、学生が、モラトリアムでいられる最後の期間。
だから、そこでは、ある程度派目をハズしても許してもらえるし、
金が無くても美しいし、失敗しても、それがネタになる。

CONTINUE-SP 大槻ケンヂインタビューより抜粋してみたり。


羽海野チカ・著。ヤングユー QUEEN'S COMICS。
限定版にカルタを持ってくるセンスに、何故か共感を覚えます。


個人的には、貧乏臭い所だけ無駄に実感が沸く逆走ラブストーリー。ううう…
築25年の木造モルタル二階建て、6畳+台所3畳フロなし。大学まで徒歩10分。
学生時代を思い出します(笑)まあ、俺が住んでたところ、もっと広かったし風呂あったけどね*1
灯油で沸かすので、冬場は風呂が沸くまで1時間30分かかったものよ(遠い目)
今でもガスでお湯が出るシャワーに感激できる僕がいますよ。


他にも、大学7年生から8年生へと順調にクラスチェンジする森田さんの学業生活なんかに
無駄にハラハラしたりします。リーチかかるのはシンドイと思うんですけどね。
立場は多少違えど、僕も7年生*2で綱渡りでしたしね。あはははは…


自分探しに自転車でひた走るシーンに、何かを思い出すあなたは是非!*3
たまらないぜ自分探し。モラトリアムの王道。青春は遠い日の花火じゃないよ…
日本地図の北海道に引かれたラインだけは、容易に風景が想像つくね、しかし(笑)
何かこう端々に散りばめられたネタが70年代くらいなんじゃないかと思う素敵漫画です。


オススメしたいような、したくないような。何かを色々と思い出します。ぐすん。

*1:ちなみに家賃は値引き後と一緒です。無駄に親近感

*2:4+3です。翌年リーチ

*3:僕は何も思い出しません