失われた夏を探して

蝉よ、今日もありがとう

実家に帰る最中、電車の窓から眺める空は
もう秋も近いと僕に告げているようで。
夏の訪れも認識しないうちに、既に晩夏になっている不思議。


あまりに悔しいので、田舎にある寺の裏山に足を運びました。
狂おしいほどの蝉時雨に包まれ、
「良かった、まだ夏だ」とほっと胸を撫で下ろします(強がり)。
季節の移り変わりすら、意識しないと気付かない生活してるんだなあ。