プロレス・スターウォーズ

“プロレス is アメリカ“!!!
この言葉は 我われアメリカマット界にたずさわる者たちのポリシーだった!!
“強いアメリカ“!! “プロレスの本場アメリカ“!!
その象徴である最強のベルトを日本ごときに渡してなるものかーっ!!!

原案・原康史、漫画みのもけんじ。ジャンプ・コミックス。
アメリカ連合軍と日本プロレス界の興業戦争による日米対抗戦を描いた一大叙事詩
日米の有名レスラーが実名で登場し、超人レスリン*1を繰り広げる
ちょっと読んだだけでも権利関係が心配になる凄い漫画です。
おおらかな時代だったのかのう。1980年代ですけど。


作者のプロレス知識がプロレス・スーパースター列伝と似通っており、
かの漫画に書かれている事は、あの頃の共通認識だったのかと錯覚。
凄いね、梶原一騎


ジャンボ鶴田VSリック・フレアーの世界統一王座戦は何度見ても凄いのう。
「す…すげえ… な…なんて奴な なんだマクマホンJrって……」
「ああ…もしかしてマクマホンJrが一番プロレスを好きなんじゃねぇのか…」
なんて台詞が出てきてるあたり、本当に先見の明があるなあ。
リバース・フィギュア・4・スコーピオン・デスロックは最高だと思います。


ところで、新日本プロレスの中西選手、昔、マンハッタン・トリニティー*2使ってませんでしたか?
3大バックブリーカーを使える男とか実況の人にアナウンスされてて。
…何かの見間違いかなあ?

*1:普通にスープレックスで天井にぶつかったりします

*2:アルゼンチン、カナディアン、ハイジャックの3大バックブリーカーを連続で仕掛ける大技。最後まで使うと、技をかけたレスラーも死ぬという