エレファント
中に入るな
地獄を見せるぜ
コロラド州コロンバイン高校での事件をモチーフに描いた作品…なんでしょうか。
様々な学生達の日常を、ある一瞬に至るまで、そしてその後を、
それぞれの視点で何度も繰り返し描くという映画でした。
校長先生に絞られる学生、カッコいいと噂される男性、地味だと陰口を叩かれる少女、
かしましい3人娘、いじめられっこ…など色々な学生の日常が淡々と描かれ
「ああ、きっと、そんな個性など関係なく、皆、殺されるちゃうんだなあ」
とか思っていたら…そういうわけでもなく。
思ったよりシンプルな所に犯罪の原因を求めるんだなあという印象で。
けど、予兆も無しに殺人が始まるので、ホラー映画よりも怖いのかもしれません。
恐ろしい事件やなあ、ホント…
映画の要所要所に入るのは、学生の歩行シーンです。
背中から、背景がぼやけるように写したシーンが淡々と続きます。
このシーンの連続で無駄にドキドキしました。上手いなあ…
オチはかなり綺麗に終わっていて、印象に残ってます。
…なんか散漫な感想ですね。
