DDTプロレスリング「Judgement 2010」

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/text/201003140002-spnavi.html
「学生」という言葉には思い入れがあります。昔、学生だったし。
それは言いかえれば、アマチュア活動というモノへの思い入れかもしれません。


そんなわけで、この大会にラインナップされた「HARASHIMA真壁刀義」の一戦は、どうしても見ておきたかった一戦でした。「学生プロレス」とはプロレス業界で一番親和性の高いDDTなので、きっと凄いもの見られるという期待感もあったり。
学生プロレス」出身ということで新日本プロレスでも冷遇され続けてきたことは想像に難くない"真壁刀義"選手を評して、学生プロレス時代の後輩"HARASHIMA"選手はこう記しました。

誰よりも学生プロレスというものに誇りを持ち、誰よりも真摯に取り組み、誰よりも強かった尊敬出来る先輩。


全6試合中第4試合という中途半端な位置で組まれたこの一戦ですが、そこは流石DDT。
無茶苦茶力の入った煽りVが用意されてました。メインの試合には煽りVなかったのに(笑)
その英断には心から敬意を表したい。…ってかあの煽りV、もう一度みたい。


セコンドから声が飛ぶこともなく黙々と続いたグラウンドとか、
真壁選手がラフファイトをほとんど封印して行った試合展開とか、
試合後に真壁がHARASHIMAに一瞬だけ歩み寄ったシーンとか、ホント語れる試合でした。期待以上。


メインでもセミでもない中途半端な位置で試合が行われたことが少し不満だったんですが、
真壁選手が試合後のコメントでこの試合順まで回収してたので不満は消えました。
また何年か寝かした後に紡がれるであろう物語の続きに期待したいです。
http://www.njpw.co.jp/news/article.php?nwid=11555