G1 CLIMAX 2009 〜New Lords, New Laws〜

http://www.njpw.co.jp/result/index.php?COM=result_main&SRNO=133&TKNO=8
 例年通り、隣の部署の上司と両国国技館に二日続けて通うお盆進行*1。プロジェクト炎上中の上司は、プロレス観戦のため土日だけ東京に滞在していました。お疲れ様です。


 一昨年、去年とG1は真壁大躍進な大会でしたが、今年はとうとう主役に抜擢。総合格闘技にプロレスが圧される最中、「PRIDEやK-1で1番をとるんじゃなくて何でプロレスで1番を取らねえんだっ!」と他団体でヒールとして暴れた真壁選手が、ヒールの頃と変わらぬキャラクターのままプロレスで1番を取る…そんなシチュエーションを生で見られるとは思いませんでした。なんか良いものみた気がします。
 特に決勝トーナメント。レスリングや総合格闘技で名を馳せた杉浦選手、中邑選手を相手に、クラシカルなプロレスでなぎ倒していく様は、実にファンタジックでした…以下、この夏のヒーロー、真壁選手の印象に残ったシーンを思いつくまま散漫に。


・入場時にコーナー四隅に上がってFUCKポーズを披露で大歓声。まるでSCSAだ(笑)


・逆転は相手の左パンチを左腕でガードしての右ナックル×3。なんだそのハルクアップ!!
 ラリアット3連発も、定番ムーブとして定着しそうな勢いです。


・ここ一番のジャーマンスープレックスの相変わらずの美しさ。


キングコングニードロップがすっかりフィニッシュとして定着。やっぱり継続は力だなあ。
 決勝トーナメントで2度見せた「スパイダージャーマン→起き上がってマスキュラーポーズ→キングコングニードロップ」の流れは、最高だと思います。特に、マスキュラーポーズが。


 以上、凶器を使わなくても、ちゃんと試合後に大事に凶器のチェーンを持ち帰るのは、やはり素晴らしいなと思います。IWGPベルト挑戦の折には、しれっとチェーンラリアットを決めて欲しいなと思いつつ。
 不満があるとすれば締めのマイクで「これが現実だ!!」って決め台詞が出なかったことくらいです(笑)

*1:就職してから毎年行ってるので、5年連続だなあ…