夢の樹が接げたなら

夢の樹が接げたなら (ハヤカワ文庫JA)

夢の樹が接げたなら (ハヤカワ文庫JA)

言葉っておもしろい!

 言語ネタの面白SFということで友人に薦められたので読んでみたり。SF読むパワーがないので、短編を紹介してもらえると助かります。確かに表題作「夢の樹が接げたなら」が素敵。企業言語、個人言語など人工言語が氾濫した近未来で、主人公が遭遇する未知の言語の物語。うーん、確かに言語SF。
 収録作「スパイス」の読み終わった後のなんともいえない読後感が、また素敵。