麦の海に沈む果実

恩田陸・著。講談社文庫。


ファンタジック学園ミステリー。
ファンタジックは"学園"も"ミステリー"も、どちらも形容する感じ。
ミステリーは、あまり読んだ経験のない僕ですが、
手に汗握りつつも、謎が明らかになる度に腰砕けになった記憶。
でも面白かったので著者の別作品も読んでみますね。


湿原の描写には割と思う所が色々あった気がしますが、まあ、いいや。
そういや昔、歩き出して10m足らずで谷地眼*1にはまった事があってね…
死ぬかと思いました。もう、その日一日湿原の中濡れ鼠で。
湿原の真ん中から見える地平線が、ほんと遠かったものよ。ぐすん。


湿原を歩くときは気をつけたほうがいいよ。一人では歩くなよ。