ＺＥＲＯ１−ＭＡＸ「Interception」
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/200510/10/index.html
ＺＥＲＯ１を観戦するのは実は初めてだったり。
サンドマンが来ると聞いて一目見られないかと思い。
入れるか否かちょっとドキドキしましたが意外とすんなり入れました。
会場は9割以上埋まっていた模様。ホール埋まるならメジャーだよなあ。
そんなわけで、ちょっとだけ雑感。
・試合開始前
第1試合の大森隆男−安田忠夫戦、安田の遅刻により延期。
安田選手が到着し次第試合開始とのアナウンス。
安田、この路線で頑張るんだなあと妙な感慨。
煽りビデオもしっかり入って、初観戦の僕にもわかりやすい感じです。
・第1試合 ジョニー・ストーム − ジョディー・フラッシュ
どちらもとんでもないハイフライ・ムーブを繰り広げる好試合。
ジョディーのマットから飛びついての雪崩式フランケンシュタイナーとか、
ちょっとありえない動きだと思います。スゲエ。
試合数こなしたらどちらも凄い選手になりそうな。
やっぱりプロレスの本場はイギリスなのか…
・第2試合 不動力也 − 菅原拓也
おおっ菅原拓也、ゼロワンに来たんだー。
菅原選手がブラックボックスで殴って反則負け。
なかなか良い扱い受けてるんだなあ。頑張ってください。
・第3試合 大谷晋二郎、高岩竜一 − 神風、村浜武洋
団体の顔"大谷・高岩"が3試合目に登場。順調に若手が伸びてるんですね、ここ。
村浜選手の小ささが際立つ試合でした。なんか妙に大人しいし。なんでだろう。
もっと評価されても良いレスラーだと思うんですけどね。
総合もキックもこなせるという他に類をみない存在なのに。
実際に結果だしてるのって、とんでもない事だと思うんですけどね。
・第4試合 田中将斗 − サンドマン
個人的には世界一入場がカッコいいと思うレスラー"サンドマン"、
バルコニーに登場するやビールを撒き散らし、ビール缶で額を割り、アリーナへとビールシャワー。
…これだけでチケット代の元を十分取った気分です。
その後もリング四方で同様のムーブ。何本ビール空けるんだこのおっさん。最高。
最後は南側バルコニー、ラダー上でリングの田中選手と睨み合い。たまらん。
試合は例によって椅子と梯子でシバキ合いです。
テーブル上にブレーンバスターで、ちょこっとECWチャントが起こってました。
試合終盤、流血で顔を真っ赤に染めながら嬉しそうにケラケラ笑うサンドマンは、
正にファンタジーの世界のプロレスラー。良いもの見ました。
試合後は、またもや会場のあちらこちらで件のパフォーマンス。
最後は階段上の手すりに仁王立ちしたのち、手すりを駆け下りて会場の外へ。
さすが、鳶。酔ってフラフラしてるのに、足場から転落しないのなー。眼福。
・第5試合 大森隆男 − 安田忠夫
ここで大森−安田戦。折角会場盛り上がったと思ったら(涙)
フィニッシュの逆さ押さえ込みに会場から「えー」と声があがり。
最後に大森さんの試合を見たのは、札幌での高山選手とのタッグでの因縁決着戦でした。
そのときも最後は「えー」という声が上がっていました(泣)
ドロップキックは相変わらず綺麗なんだけどなあ…*1
・第6試合 佐々木義人 − 金本浩二
実は佐々木選手の位置づけ知らなかったので、とりあえず金本選手にブーイングしときました。
結構ヒールっぽいムーブしてた割には、声援のほうが多かったような。間違ったかのう。
会場の盛り上がりは本日最高潮。試合後のマイクで金本に大歓声。…予習しときゃ良かった。
佐々木選手って若手のエース…なんですよね？ 出汁につかってvs高岩戦煽るのはどうなんだろう。
あとマウントパンチでKOに見えたので、反則裁定だとばかり思いました。
・第7試合 佐藤耕平、崔領二 − 日高郁人、藤田ミノル
フィニッシュの横入り式のエビ固め*2で3カウントを取った瞬間、会場が揺れました。
日高、藤田がひたすらやられて最後に大逆転の丸め込み。かなりの好試合。素敵。
藤田選手のマイクはやっぱり素晴らしいですね。
個人的には、この選手を上手く使えなかったところが
新日本プロレスの最近一番の失敗だったような気がします。
最後は日高選手の「もう説明はいらないと思いますが…」の前置きから3、2、1…で閉め。
すみません。初見だったんでよくわかりませんでした。
ゼロ、ワン！で指を一本立てるのかー。
佐藤選手、崔選手は…ヒールなんでしょうか？大きいのにかなり動ける印象。
ただ佐藤選手のブレンバスターホイップがごとき*3バックドロップは止めさせたほうが。
ありゃ、ヤバイ。あと崔選手のダイビングフットスタンプも…
見ていてハラハラするチャンピオンチームでした。
・雑感
以上、かなり盛り上がって面白い大会だったと思います。
後楽園ホールだったので異様な盛り上がり方なんだろうなと
ドキドキしながら行ったんですが(プロレスファン烈伝読み過ぎ）、
家族連れも多く老若男女集まって、むしろほのぼのとした興業だったかと。
「metallicaのEnter Sandman、歌詞覚えてないけど大丈夫かな」
とか真剣に悩んでました。恥ずかしいのう…
ＺＥＲＯ１−ＭＡＸで野球場一杯にするときには、僕も見に行きたいなと思いました。
そのときは是非、サンドマン呼んで下さい。
スタンドからアリーナまでビール飲みまわって酔い潰れて貰いたい。
