ECW ONE NIGHT STAND

会場で照らす照明もいらない
そんなものが無くたって 
俺たちは輝ける

ECW! ECW! ECW!
ようやく観ましたONE NIGHT STAND。
伝説の第3団体"ECW"の一夜限りの復活劇。
とにかく選手もファンもノリが異常。
一夜限りってことで「WWEの枠で無理やりECWにしよう」という
熱気渦巻くくつろぎ別世界を収めた素敵PPVです。


選手も異常ならファンも異常。
聞いたことも無いチャントが俄かに会場中で唱和される様は圧巻。
とにかくディティールに厳しいファンばかりなので、
選手がちょっとでもノリを間違えたらブーイングの洗礼。
レイ・ミステリオ"Jr"がWWEでフィニッシュに使う619の体勢に入っただけで、
巻き起こるブーイングとか、なかなかお目にかかれるもんじゃないです。
全盛期の動きを期待するのは酷なんじゃないかと思いますけど。


そんなシーンもあってか個人的なベストマッチは
サドン・インパクト対決 "ライオンハート"クリス・ジェリコランス・ストーム
一試合目から、完全に観客を読みきったクリス・ジェリコは凄い。
タイガー・スープレックス一発で会場を沸かせるライオンハート…凄い光景です。
会場中から起こる"ライオンハート"チャントは感動的ですらありました。
でもWCW時代もライオンハートだったような悪寒。


僕の記憶が確かなら日本デビューの頃は、
ゆでたまごの漫画「ライオンハート」とタイアップしてました。
少年ガンガン誌上に写真も載っており。
…自分の記憶ながら嘘くさいね。