全日本プロレス「2005 SUMMER ACTION SERIES FINAL」

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/200507/26/index.html

・第0試合 NOSAWA論外 ― MAZADA
かの東京愚連隊です。生で見るのは初めてなので感激。
どういうわけか今一な試合だった気がします。
…なんでだろう、なんて疑問を感じつつ今日の興業開始。


・第1試合 荒谷、平井、菊タロー ― 本間、土方、雷神
菊タローが、でじこメイドさん二人を伴って入場。
プオタと秋葉。近そうで多分かなり遠いものが混じりあう異様な空間を演出。


・第2試合 嵐 ― ブキャナン
とりあえず嵐選手は、ジャイアント馬場―フリッツ・フォン・エリック戦を見たほうが良いと思いました。
ジャイアント馬場は偉大だなんて、こんな事で思い出すなんてね。


・第3試合 カズ・ハヤシ ― 石森太二
スーパースターエルボースゲー。
石森選手がスワンダイブ失敗したときは肝を冷やしました。
でも石森選手、確かに凄いなあ。


・第4試合 川田利明 ― 宮本和志
とても宮本選手に期待していました。ぐすん。
負けたとき会場から「え〜〜」なんてコールが起こるのは当然かもなあ。
前にテレビ朝日の番組で見たグレート・カズシは
フラッシング・エルボーもムーサルトプレスも綺麗だったのに…


・第5試合 近藤修司、“brother”YASSHI ― 佐々木健介中嶋勝彦
ドラゴンゲート時代も感じたのですが、
今、この日本でこれだけ完璧にヒールが出来る、
近藤とYASSHIは得がたい人材だなと痛感しました。
ヒールってのは、やっぱりカッコよくないとできないや。


・第6試合 蝶野正洋TAKAみちのく太陽ケア、ジャマール ― 
  TARUジャイアント・バーナード、チャック・パルンボ、ジョニー・スタンボリー
蝶野入場前の煽りだけで、観客大喜び。
クラッシュが鳴り響く瞬間、体育館が揺れるほどの大歓声。


いやねえ、僕、ずーっと蝶野ファンだったんですよ。だから幸せ。
満場の期待を背負って4人目にリングインするや、
相手チームに早速捕まって波状攻撃の最初の的ですよ!!
ゲストだってのに。あれだけ歓声背負ってるのに。
もうこの瞬間、多分僕はずっと蝶野ファンは止められないと思いました。


マンハッタンドロップからのケンカキックも見られました。
ビッグマッチ限定大見得をきってからのトペ・スイシーダも見られました。
全盛期はほとんど会場で見ること適わなかったんですが、
カッコいい蝶野選手はまだまだ沢山見られそうです。


・第7試合 小島聡 ― 武藤敬司
武藤選手の試合は久しぶりに見ました。
本当に膝が悪いんですね…(涙)
ただ、トップロープに飛び上がってドロップキックを放つ瞬間、
コーナーポストに駆け上がりラウンディングボディプレスを放つ一瞬、
跳ね起きて、空に向かって高々とプロレスLOVEポーズ、
そしてラリアットを受けての“あの”バンプ
時折覗く全盛期と見紛うばかりの動きに、心から声援を送ってきました。


・雑感
今、この瞬間、リングでこんなストーリーを描けるのは本当に素敵だと思いました。
ヒールらしいヒール、ハッピーエンドの物語、圧倒されるほどの客席との一体感。
外人天国だし。小島も順調にエースらしくなってるし。
とても素晴らしい興業だったと思います。


以上ッ!!(武藤っぽく)