扶桑武侠傳発売記念イベント 第2部

第2部は体験セッション。
いつもならキャラクター紹介を書くんですが、
キャラクターの正しい名前が分からなくて…漢字難しいし。
そういうわけで、とりあえず手元に詳しい資料のある僕のキャラを晒します。
名前まで完全にランダムで作ったので、こんなキャラが出来るゲームだと思ってください。


・蕭 氷雨 (ショウ ヒョウウ・男・19歳・剣聖派剣侠)
‐生き様/哀愁
‐消せない記憶 
 10歳の頃 夏、ひまわりが立っていた 引退式で
 東朝宰相 成望寧が 家族全員を 牢獄送りにした
‐備考
 剣聖派の父の引退式の日に、父、母、兄とともに牢獄に送られる。
 遠くから聞こえる家族の声に従い、一人、独房の中修行に励む。
 9年目の日、牢から出され成望寧から下された命令は、天文会の武侠“皇甫 霞空”の抹殺。
 家族を助けるべく、成望寧に言われるまま剣を手に旅立つ。


…よもや家族だけでなく自分も牢獄に入れられるとは思わなかった(笑)
シナリオは、なんと最後まで戦闘が一度も起こりませんでした。
うろ覚えなシナリオ概要を書くと、


舞台は、ある氷に覆われた街。
その街は氷でかろうじて維持されていました。
その氷は、街を、そして街の民を守るため、ある女武侠が命を賭して造りだしたものです。
その女の想いを絶やさぬように、絶やさないようにするためだけに、
街の領主は武侠を集め、内力のある子供を集め、それらの内力を奪い取ることで
生き続けようとしていました。彼女の想いを絶やさぬように、この街を守るために。


僕の武侠は、剣で闘うことしか知りませんでした。
生まれてから剣を振るうことしか学んで来なかったので。
だから、剣を振るう以外の術を知りません。
氷の街の領主と対峙した時、彼は剣を抜くことを少しだけ待ちました。
想いを共にした仲間たちの言葉を聞くために。
この物語は、そうしているうちに終わりました。


小林さんは、このルールブックで次のように書いています。

PCの誰かが「賊徒」へ「とどめ」を刺す手を止めたとき、
扶桑武侠傳』の本当の物語が幕を開けるのです。

今回僕のキャラクターは、宿敵を前に、剣を抜くことを少しだけ待ちましたが、
多分、「とどめ」を刺す手を止めることは出来なかったと思います。
剣を振るう以外の事を知らなかったので。
だから、「とどめ」を刺す手を止める瞬間が訪れるまで、
このゲームをこのキャラクターで遊んでみたいなあと思いました。


以上が、初めて『扶桑武侠傳』を遊んだ感想です。
ルールブックを手に入れたので、ようやくシステムを使って遊べたという実感。
こんなこと、学生の頃は発売日にルールを見る時間すら惜しんで遊び、
その日のうちに気づいてたことなんだろうなあなんて思って、ちょっと寂しかった帰り道。


・追記
おまけシナリオ3本貰いました。
『ふたつの剣』 作:井上鮭*1
『写魂怨霊剣』 作:水前寺ぜんじ
『ウルブズ・レイン』 作:小林正親


幸か不幸か、参加していない卓のシナリオ全部貰えました。
『ウルブズ・レイン』はid:coyoteD20さんに送りつけますね。


・追記2
http://www.puk.jp/theatre/natuwaku/2005/calender.html
会場でチラシを配っていた演劇「ベルにまつわる物語」。
上のリンク先で分かるとおり8/29-31にプーク人形劇場で公演だそうです。
『平日なんで無理だなー』とか思ってたのですが、
自分は8/27-9/4で夏休みを取るつもりだったことに、今、気付きました。
折角なので眺めに行こうと思った次第。演劇かー。


あ、それと。
夏休み取れそうなので、僕、ローズオンリーコンに参加出来そうですよ。


プーク人形劇場 http://www.puk.jp/theatre/theater.html

*1:しゃけと読むらしい。えー