春暖の候、実家にて

北に15分ほど自転車で走ると、
そこは絵に書いたような田舎です。


半ば朽ちかけている神社。
すっかり放置された感のある里山の林。
もうすっかり散ってしまった桜の木々。
釣り人が群れる農業用水のために掘られた沼。
こっそりと道の脇に並べおかれた道祖神
崩れはじめている農家の納屋の土壁。


そこから南を眺めると遥か遠くに霞んでみえるほど向こうまで、
一面に乱立する送電線の鉄塔、鉄塔、鉄塔…


今更ながらこの景観は素敵で貴重で不思議だなあと思うようになりました。
明日には千葉にトンボ帰りします。