独立少女紅蓮隊

全ての楽器を武器に

実は昨日の映画もこれも映画番長なる企画作品らしく。
ジャンル「ワラ(^O^)番長」で、笑える作品なんだって。
3作あるらしく。もう一本も見たかったなあ。


ある離れ小島*1にあるタレント養成学校「オリオン・ダンサーズ・アカデミー」。
しかしタレント養成学校とは仮の姿。
実はこの学校は、日本国を転覆し“王国”復活を目論むスパイ養成機関だったのだ。
渋谷の巨大モニターに映し出されるカリスマ・アイドルCOCOEのステップは秘密の指令。
“王国”*2復活のため、四人の少女の戦いが始まった…って感じのストーリー。


昨日の今日だったので、僕はかなり面白かったです。
一瞬の躊躇もなくスパイになることを決意するタレント予備軍(のはず)の少女たちとか、
腰溜めに構えたスナイパーライフルで近距離射撃を試みる*3スナイパーとか、
テロリストと国家の戦いなのにどうみてもチンピラ同士の抗争にしか見えない所とか、
分かりやすい突っ込みどころ満載だし。監督の掌に乗せられてるのかしら。


一緒に連れ立って眺めてきた友人と、
「テロリストにするなら銃器の使い方、教えるべきなんじゃないか」
「そういや撃ち込まれた弾丸のダンスムーブでの避け方しか習ってなかったもんなあ」
「そもそも移動手段が徒歩だけだったし。まず車の運転教えたほうが」
「そういう意味では律儀にダンス学校なんだよ。あの王国」
…などと感想戦でで盛り上がり。
最後には僕の友人も「実は面白い映画だったんじゃないかと錯覚してきた」と呟いてました。
こういう映画に誘える気の置けない友人は貴重だなあ。映画が一層楽しく見られます。
引越ししたらネタ映画を一緒に見てくれる人を探さないと。


・今日の良かった探し
包帯をサラシ代わりにヘソ出しルックで背中に三線*4背負ったヒロインの大立ち回り。わーわー。


http://www.eigabancho.com/wara/dokuritsu.html
予告編 http://www.walkerplus.com/tokyo/latestmovie/mo2493.html

*1:作品中では言及されませんが、どうみても沖縄

*2:作品中では言及されませんが、多分琉球王朝

*3:当然、返り討ちにあう

*4:沖縄三味線。この映画中唯一の楽器。棹に刀が仕込んであります。抜刀する度に弦が切れるのがたまらねえ魅力