チキタ☆GUGU 1〜4

「俺のお父さんって どんな人だった……?」
「とっても おいしい人だった……」

TONO・著。眠れぬ夜の奇妙な話コミックス。


滅多に存在しないという、妖怪にとって“不味い”人間チキタ・グーグー。
そんな人間は100年の年を経ると、甘く美味しくなるという。
100年後に美味しく食べることを夢見てチキタを飼育する妖怪ラー・ラム・デラルと
“妖しい屋”チキタ・グーグーの奇妙な同居物語。


時に悲惨に、時に何事も無かったかのように描かれる「死」。
「死」という、生物にとって逃れざる事象を描く
…それが、このファンタジー作品の一番の特徴かなあと思います。
ほのぼのとした日常の描写が強くイメージにあるんですが、
読み返してみるとそうでもないんだよなあ…可愛い絵柄に騙されてるんだろうか。
とにかく、はやく続きを読ませて下さい。
最後に、ちょっとだけネタバレ。未読の方は回避して下さい。





ニッケル萌え〜…とか、ずっと言っていられたら
どんなに幸せだったんだろうと思うんですよ (´・ω・`)