ワイルド・フラワーズ

もっと
強くなりたい

落ち目の女子プロレス団体の社長を任されることになった主人公。
主人公の眼前で繰り広げられる“プロレス”という未知の世界。
その世界を、主人公と時を同じくして団体に入団した2人のレスラー
悪魔“中島良子”&天使“桐島みどり”の成長と併せて描く青春映画。


力道山に熱狂し、馬場と猪木の対決を夢見て
プロレススーパースター列伝*1を胸にかき抱き眠る。
そんな日本では、プロレスは正しくこう描かれるべき。
監督のそんな思いが(ホントにそう思ってるかは知りませんが)
伝わってきそうなジャパネスク・プロレス・ファンタジー


リングの上で絶命するストロングスタイルの体現者"アイアン飯島"。
「プロレスって八百長なんでしょ?」と問い掛ける主人公。
大会社への吸収合併のためのアングル。突然のブック破り。
実在する道場神話。ガチンコと呼ばれる潰しあい。そして、全てはリングの上で…


こんな面白いプロレス見られるとは(喜)
対抗戦の決着からマイク・パフォーマンスまで含めて納得の一戦。
この続きが後楽園であるなら、そりゃ会場に足運びたくなるかもなあ。
女子プロレスは、全くといって良いほど、見たことないのですが。


危うく見逃す所でした。札幌じゃ5日間しか上映してなかったし。
笑うも泣くも紙一重。プロレスファンの方は、是非、見とくべきかと。
あまり上映してないけどなー

*1:原作・梶原一騎、漫画・原田久仁信キラー・コワルスキーが元々菜食主義者だったという話を先輩に聞いた時の衝撃が今でも忘れられません。「そうですッ ゴッチさん あなたこそが最後の勝者でした!」