夢の守り人

「おれにはね、人がみんな、〈好きな自分〉の姿を心に大事にもっているよな気がする。なかなかそのとおりにはなれないし、他人にはてれくさくていえないような姿だけどね。
 すくなくとも、おれはその姿をもって生きてきた。そして、どういたらいいかわからないわかれ道にやってきたら、どっちに歩んでいくほうが〈好きな自分〉かを考えるんだ。」

とりあえずワクワクしつつ読む。やっぱり面白いのう。
舞台は1巻「精霊の守り人」を同じ新ヨゴ皇国なんで、勝手知ったる自分の国って気分で。
尚、今回は引き篭もるお話でした。オススメ。


久しぶりの、バルサさん(31歳)とタンダくん(そろそろ三十路)のラブストーリーに喜ぶ。
オタク向け作品の登場人物低年齢化とは対照的に、
児童文学の登場人物は高年齢化の兆しがあると錯覚。
ハウルの動く城とか。…あれは違うか。違うな。